ヒトとエイズウイルスの戦い
平成7年5月27日〔土)
開催場所:エルパーク仙台
東北大学助手
宮澤 正蹄 先生
エイズの原因ウイルスHIVはレトロウイルスの仲間で、細胞に感染すると染色体に潜み、 DNAの形で分裂に伴って次の世代の細胞へと伝えられていく。このような『究極の細胞内寄生 体』であるHIVに村する宿主の感染防御反応は、ウイスル遺伝子を持った細胞を体内から全て排 除することによってのみ達成される。人類はHIVに勝てないのか、最も大切なのはHIVに感染し ないことである。そのためには正しい認識と、正確な情報伝達と教育が必要である。