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がんと生きる【在宅ホスピスケアとは】

平成10年11月14日(土)

開催場所:仙台市福祉プラザ ふれあいホール

宮城県立がんセンター

菅原 暢 先生

医学の発達した現在でもがん患者さんの半数近くは治癒することなく死に至り、がんは日本 人の死亡原因の第1位となっている。医療の現場では、がん撲滅の努力とともに、治療の効果 が期待できない患者さんには苦痛を和らげることを第一に考える緩和医療に関心が高まっている。 残された時間を心身共によりよい状態で、しかも自分で選べる環境で過ごすことは、最期の時 をその人らしく尊厳を持って迎えるためにも非常に重要なことである。