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出版物

医療被ばく 患者さんの不安にどう答えますか?

発行 日本放射線技師出版会
定価 2,800円(税込)

患者さんから放射線についての質問を受けたとき、本書を活用することにより、ほとんどのケースを解決できるように構成してあります。外来や病棟で患者さん からの質問に遭遇したときなど、本書を通じて医療安全の視点から、医療被ばくに関する質問に答える際に役立てていただきたいと思います。

第1章 患者さんからの質問に対する具体例と対応

1.はじめに
2.一般例
3.子供
4.妊娠

第2章 カウンセリング技法を用いた対応

1.患者さんの心理状態
2.基本は「傾聴」「共感」「受容」
3.「出会い」が大切
4.傾聴の仕方
5.共感の仕方
6.対応の基本スタイル

第3章 基礎知識

1.医療における放射線の利用
2.放射線被ばくによる健康影響
3.低線量被ばくと高線量被ばく
4.低線量被ばくのリスクと考え方
5.妊娠前の被ばく影響
6.胎児・新生児の放射線影響
7.IVRによる皮膚紅斑の注意と対応
8.被ばくを減らすX線検査介助方法(外部被ばく防護の3原則)

第4章 医療従事者自身の被ばく管理(法令と線量評価)

1.放射線防護関係法令
2.管理区域,個人線量測定,特別健康診断,教育訓練

第5章 医療従事者からの質問と回答

1.全般的な質問
2.看護師からの質問

会社名 株式会社 日本放射線技師会出版会

医療被ばく -患者とどのように向き合い伝えていくか−

医療被ばく -患者とどのように向き合い伝えていくか−発行 日本放射線技師出版会
定価 2,100円(消費税込み)

 

このほど本会会員村井均氏が共同執筆された「医療被ばく 患者とどのように向き合い伝えていくか」が出版されました。本書は村井氏らがこれまで行ってきた医療被ばく相談を通じて培ったカウンセリングの具体的な方法と指針を提示しています。ぜひ、ご一読下さい。

本書の内容をお知りになりたい方は、宮城県放射線技師会事務所(office@radtech-miyagi.or.jp)までお問い合わせ下さい。(阿部 養悦)
(メールアドレスの「@」を半角に修正してご連絡ください。)

放射線カウンセリング・ステップONE

-放射線カウンセラーの育成に必要なカリキュラムに基づいた、 放射線カウンセリング学における初のテキスト-

放射線カウンセリング・ステップONE発行 日本放射線技師出版会
定価 3,360円(消費税込み)

 

日本放射線カウンセリング学会:編
◇執筆者◇
柏田 陽子
村井 均
鈴木 隆
桑原 宏
川西 義浩
【CONTENTS】
第1章 被ばく線量の評価法
第2章 放射線災害時のメンタルヘルスケア
第3章 低線量被ばくのリスクの考え方
第4章 リスク心理学
第5章 行動心理学
第6章 認知心理学
第7章 社会心理学
第8章 精神医学
第9章 カウンセリングの理論
第10章 カウンセリングの技法
第11章 カウンセリング演習
第12章 放射線カウンセラーの倫理
付録 放射線カウンセラー倫理綱領
―お問い合わせ―
<出版会CI>
株式会社 日本放射線技師会出版会
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-14-24- 703
TEL:03-3227-6131 FAX:03-3227-2040
http://www.rtp-edit.com/

 

医療被ばくや放射線災害により被ばくしたことで強い不安状態に陥ったクライエントに、効果的なカウンセリングを行うことは、クライエントが本来もっている自己回復力を引き出すために有効である。そこで、放射線被ばくに関するカウンセラーは、放射線とカウンセリングの専門的な知識を兼ね備えていなければならない。

また、放射線カウンセラーは、年齢、性別、生活環境も多様な人々に接するため、クライエントの考え方や気持ちの多様性を理解し、それぞれに適した対応が必要である。
本書は、放射線カウンセリングの初めの一歩として放射線カウンセラーに最低限必要な知識をまとめたものである。次のステップは、みなさんがそれぞれの方面へ踏み出し、放射線カウンセリング学を追及し、それらが融合して放射線カウンセリングが発展していくことを期待する。

日本放射線カウンセリング学会会長 柏田 陽子

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