心豊かに生きる
平成11年5月29日(土)
開催場所:五橋会館
盛岡赤十字病院名誉院長
川村 隆夫 先生
今や日本人の平均寿命が延び、人生80年の時代となった。定年という言葉を聞くと、なんとなくうらさびしい感じがするが、これは人生50年時代の考え方である。これからがシルバーエイジでなく、ダイヤモンドエイジの始まりなわけです。しかし現状では、日本人の大多数が仕事に追いまくられて、人生設計を若い時から、しっかりと打ち立てていない。それ故、60才からの人生をもて余し、生きるハリを失って急にふけこんでしまう。私自身の体験をふまえ、60才以後の人生をすばらしい時期と考えるための発想転挽を述べる。