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乳房撮影(マンモグラフィ)

マンモグラフィ検査

乳房は構造上、乳腺密度により4つのタイプに分けられます。

【マンモグラフィ検査のメリット】
  • ・触診では発見できないような小さなしこりや、
    早期乳がんの可能性がある微細な石灰化を映し出せます。
  • ・多数の目で客観的に診断できます。
  • ・過去の写真と比較し、わずかな変化をとらえることができます。
【マンモグラフィ検査の特徴】
  • ・乳腺密度が低い乳房の方が適しています。
  • ・乳房を透明の圧迫板で均等な厚さに薄く伸ばして撮影します。
  • ・左右別々に撮影を行います。
  • ・被曝があります(1年間に浴びる自然放射線より低い放射線量)

マンモグラフィと超音波検査

【マンモグラフィの弱点】
  • ・個人差はあるが圧迫時に痛みを伴う場合があります。
  • ・乳腺密度が高い方、授乳中の方、手術後の方は異常を見つけることが難しい場合があります。
【圧迫の必要性】
  • ・乳房内部の組織を分離させることにより、
     画像がより鮮明
    になります。
  • ・乳房厚を薄くすることにより、被曝をより低下させます。
【超音波検査のメリット】
  • 痛みや被曝を伴うことなく、繰り返し検査ができます。
  • 乳腺密度の高い方はマンモグラフィより腫瘍を発見できることがあります。
【超音波検査の弱点】
  • ・微細な石灰化を描出させることは難しい場合が多いです。
  • ・高度な技術を必要とし、客観性に乏しい特徴があります。
超音波検査装置

マンモグラフィー(乳房X線撮影検査)


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