公益事業
第10回:医療放射線展
開催日:平成11年10月17日
開催場所:太白区役所 1Fロビー
来訪者:420名 一般県民
・パネル展示
・医療放射線検査相談コーナー
・機器展示
・ビデオ放映
・超音波装置
心豊かに生きる
平成11年5月29日(土)
開催場所:五橋会館
盛岡赤十字病院名誉院長
川村 隆夫 先生
今や日本人の平均寿命が延び、人生80年の時代となった。定年という言葉を聞くと、なんとなくうらさびしい感じがするが、これは人生50年時代の考え方である。これからがシルバーエイジでなく、ダイヤモンドエイジの始まりなわけです。しかし現状では、日本人の大多数が仕事に追いまくられて、人生設計を若い時から、しっかりと打ち立てていない。それ故、60才からの人生をもて余し、生きるハリを失って急にふけこんでしまう。私自身の体験をふまえ、60才以後の人生をすばらしい時期と考えるための発想転挽を述べる。
がんと生きる【在宅ホスピスケアとは】
平成10年11月14日(土)
開催場所:仙台市福祉プラザ ふれあいホール
宮城県立がんセンター
菅原 暢 先生
医学の発達した現在でもがん患者さんの半数近くは治癒することなく死に至り、がんは日本 人の死亡原因の第1位となっている。医療の現場では、がん撲滅の努力とともに、治療の効果 が期待できない患者さんには苦痛を和らげることを第一に考える緩和医療に関心が高まっている。 残された時間を心身共によりよい状態で、しかも自分で選べる環境で過ごすことは、最期の時 をその人らしく尊厳を持って迎えるためにも非常に重要なことである。
四次元CTによる心臓評価
平成10年5月30日(土)
開催場所:仙台市福祉プラザ プラザホール
仙台徳洲会病院院長
石出 信正 先生
・心臓の動きを止めてみる。冠動脈の石灰化と心筋梗塞の発症機序。
・心臓の動さを見る。動態から病体の分子メカニズムヘせまる。
・流れを見る。見えない流れを計測する。
第9回:医療放射線展(太白区民祭に併催)
開催日:平成10年1月10日
開催場所:仙台若林区 文化センター
来訪者:370名 一般県民
・パネル展示
・医療放射線検査相談コーナー
・機器展示
・ビデオ放映
・超音波装置
救急医療における画像診断
平成9年5月31日(土)
開催場所:仙台市福祉プラザ プラザホール
東北大学医学部救急医学講座講師
佐藤 俊光 先生
救急医療における放射線診断の占める割合は非常に大きい。単純Ⅹ線写真はもちろん、造影 検査、CTスキャンなどの他、時には、放射線ではないがMRI(磁気共鳴画像)検査も行われる。最近の救急医療放射線診断の特徴として、治療目的の血管造影(inteⅣentlonalangiography)が 頻回に行われるようになったこと、CT装置が改良されてhellcalCTscanやMPR画像が作成でき るようになったことが挙げられる。inteⅣentionalangiographyは虚血性心疾患や末梢血管病変に対する治療方法として、あるいは骨盤や重要臓器からの出血の止血方法(経動脈的塞栓術TAE)として、外科手術に代わって行われるようになってきた。helicalscanは、特に頭蓋骨や顔面骨骨折において、単純写真や2次元CTでは不明瞭であった骨折線を明瞭に描出させることができる。撮影から三次元画像構成に要する時間は約10分で、救急用にも十分対応可能である。いずれもその適用、画像診断には医師の経験と熟練が必要で多角的な検査により診断を下していかねばならない。又その施行に当たっては放射線技師や看護婦、事務職貝の協力が必要であり、24時間体制の運用が望まれる。
第8回:医療放射線展
開催日:平成9年3月1日
開催場所:仙台若林区 文化センター
来訪者:370名 一般県民
・パネル展示
・医療放射線検査相談コーナー
・機器展示
・ビデオ放映
・超音波装置
医療放射線展【特別参加】地域保健医療福祉を考えるシンポジウム
開催日:平成9年1月18日
開催場所:石巻文化センター
・パネル展示
・医療放射線検査相談コーナー
第7回:医療放射線展
開催日:平成8年11月
開催場所:メイフェアプラザ ワツセ
来訪者:250名 一般県民
・パネル展示
・医療放射線検査相談コーナー
・機器展示
・ビデオ放映
・超音波装置
スギ花粉症の最近の話題
平成8年5月25日(土)
開催場所:仙台市福祉プラザ プラザホール
東北大学医学部耳鼻咽喉科
鈴木 直弘 先生
近年スギ花粉症は、全国民の10%以上の有病率を持つとされています。しかし幸いなことにスギは、毎年ほぼ同じ時期に飛散が始まります。そのため毎年、スギ花粉症の症状が出現する前から抗アレルギー剤を内服する、いわゆる初期治療を行うことにより、スギの季節中の症状をかなり抑えることが可能になってきました。しかしながら、スギ花粉症患者の中には、毎年春先に鼻や眼の症状が出現するために、正しい診断を受けずに自分だけで、スギ花粉症だと思い込んでいる方が大勢いるのではないかと思います。花粉症はスギにかぎらず、カモガヤ(5-7月)、ヒノキ(4-5月)、ブタクサ(8-10月)、ヨモギ(9-10月)など多数存在します。そこで自分でスギ花粉症ではないかと思いの方はまず、耳鼻咽喉科専門医を受診し、皮内テスト、採血等でアレルゲンの検索を行い、自分が何のアレルギーを持ち、どの季節に発症するかをきちんと把握しておくことが重要となります。